風街るるど
12/2 sun
素晴らしい会でした。
少しでもおすそ分け。
小澤明菜さん
下平マリ子さん
坪坂英子さん
久本幸菜さん
本徳喜美恵さん
ありがとうございました。
平賀と山本が青森で楽しくやってます。モノを大切にしたい、ってのが一番重要なこと。 ご連絡は、kumanisuzu@gmail.com まで
クマに鈴 LIVE映像 #ごめんねみんな
2012/11/11 LIVE AT 幡ヶ谷FORESTLIMIT
クマに鈴 平賀豊麻 山本亨平
GOOD FELLOWS ARE
munnrai(ALT、TYMOTE、ボタニンコ)
代田栄介(ALT、ボタニンコ)
田平恭生(ALT、ボタニンコ)
横塚のぞみ(ALT、ボタニンコ)
広川 晋(お賽銭泥棒)
モンゴリアン嶋田
撮影 斎藤玲児
編集 斎藤玲児
12/2の日曜日14時から17時までの昼下がりに。
いい音楽と素敵な品々、おいしい料理、気の利いたお酒などご用意しております。
お友達、恋人、ご家族とふらっと立ち寄って遊んで行ってください。
我々クマに鈴は15時過ぎから。
ex虫のしらせのハツが出演します。
わかる人はわかると思います、関ちゃん、ジャガーさん、海次郎の三人の新しいグループです。まず間違いない彼らです。聴いといて損はない。
そんでもってDaniel kwon。彼の音楽を初めて聞いたとき、喜びました。中古レコードショップなどでジャケ買いをして巡り合った素敵なAOR、SSWのような。声はポールマッカートニーがソロ1stで不調の時に現れ聴衆の渇望を潤わしたEmitt Rodes(スペルあってるか不安)に似ていて、鋭くいい。
曲も時間軸をするりと早め、遅め彼の歌のタイム感を身体が得ていくような感覚を覚えます。これも必聴。
そしてJanis crunchさん
教会のかまぼこ兵舎にあるピアノで風街るるどの終の宴を祝福する演奏。
静かに昼下がりを終え、夜の帳への準備を行いましょう。
音楽の紹介はこんな感じ。
あ、最後にクマに鈴。
今回はクマに鈴+女性声楽歌手5人での7人編成。
曲もアレンジを変え、教会に相応しいコーラスをメインに聴いていただけるものにしました。とても美しいです。聴いてほしいな。
うん。
すごく素敵な日曜日になると思うんだよな。
きっとライブであまりやらない(やれない)アルバム曲をやります。
さて素晴らしいなと思う、この方々が演奏する教会のイベント。
で、そこで終わらないわけなのが、風街るるど。
会場のカトリック世田谷教会は下北沢のスズナリ横丁とディスクユニオン、古書びびびの間の坂を上った左手にある教会。
住宅街の一角にある教会の中を奥のほうへと進んでいくと驚くでしょう。
青々と茂った草木に覆われた岸壁に抉られた岩窟、そこに祭壇がある。目を上に向けると穿たれた穴、そこにあるのは仄白く、うっすらと水色を浮かべた美しいマリア像。
聖堂に向かい合うように立つ岸壁の祭壇とマリア、その間に広がる広場。
その広場でチャリティバザールを行います。
アQが選りすぐりのプロダクト、料理、お酒などを出します。
給食当番がおでんを。
花金漬が花金漬を。漬物ですね、ドンチが。楽しみです。
TROISがオルゴールを販売。
他にも続々参加されるようです。
ここでの収益は各出展者が任意の割合で教会に寄付します。
寄付したお金は全額クリスマスに被災地支援センターへと送金します。
会場のインスタレーションは吉里くん、クロタヌキさんが行います。
デフォルトで美しい空間をバザールというハレの日に相応しく彩ります。
かっこよく。その一点。
寒くなってきたね。
でも寒い中で、素敵なことをするのっていいと思うんだ。
1秒先の音を、共に考え、大いに遊びましょう、という気概を感じました。
いわゆるポップスの、例えばAメロ→Bメロ→サビ、という構成は、便利な反面非常に厄介で、時にそのありふれた繰り返しは、無意識に「こうでなければいけない」と我々の常識に擦り込まれ、そこから動けなくなってしまいます。
スタイルというのはそのものの習慣であり、常識であり、ルールであります。
その点この音楽は、一秒先が分からない。どっちに行くのやら、いつ終わるのやら、全く分からない。
音楽の構成を聴き手に委ねる、つまり極端なフリースタイル•ミュージック。
それが天然なのか、或いは反骨精神の表れなのか、私には到底想像もつきませんが、それらをキュートなユーモアでパッケージした人間たちは、非常にチャーミングでナイスな奴らに違いないと思います。
しかし御託はほどほどに、とりあえず聴くべし、大いに楽しむべしであります。
sebastian X 永原真夏
バルトとかフーコーとか乱歩とか三島とかデレク・ジャーマンとかウィトゲンシュタインとかケージとかマース・カニングハムとかアンデルセンとかダ・ヴィンチとかソクラテスとか挙げればキリがない程いる世界史に燦然と輝くゲイカルチャーのスパースター達のことを、クマに鈴の1st『話の話』を聴いてる間ずっと想い出していたのですが、何故でしょうか。そんな音楽初めてだったので、少し怖くて、結構ワクワクします。
ナチュラルな突拍子の無さを散りばめながら、
本当に丁寧に細やかに多層的に作られているので、
様々な切り口で何度でも聴いて愉しめる面白い作品ですねぇ。凄いなぁ。
濱田真一郎(NETWORKS/クラモトイッセイ/no.9 orchestra)
よくぞこんなに、言葉の手触りを音楽で閉じ込めてポップのリボンをつけましたね。クマに鈴にしかできないぞ、これは。
number0 藤井保文
クマに鈴は男2人。アメリカーナのようなアコースティックを基調に、電子機器やラップを織り交ぜ、こだわりぬいた美しい唄をうたう。そこに色んな感情や冗談や本気が入り混じって、ふいと顔を出す。聞く私らは、新しい仲間に出会ったように急に笑いが止まらなくなったり、急にシリアスな気分にさせられたりする。気づけば音は、頭のどこかでエンドレスに再生され続ける。愛おしいポップスのように、怪奇現象のよに、とても優しく、ささやく鈴の音のように。
ライター/緑色さん
何だろうコレ。ここは日本じゃない。他の国でもない。否、こんな日本があるんだね。
現在じゃない。どの時代でもない。色気たっぷりだが、全く色目を使ってない。
カッコよくなくて清々しい。妥協がなくて素敵!
かわいい本気の芸術。
スッパバンド/スッパマイクロパンチョップ
僕はサポートとして(サポート出来ているのかは別として)数曲演奏させてもらっているので
もはや他人事として聴けないカラダにされてしまっている、という前提の上でコメントをします。
聴いた事あるかもしれないし、ないかもしれないし。
(自分たちで「ディ◯二ーみたいな感じ」と言ってたのはわかる気がするし)
その言葉の絶妙な距離感なんだと思う。
一番感じるのは、愛です。二人が「音楽が好き」って言ってる愛っていう圧力。
作る側が出す圧力って、やっぱ覚悟とか愛じゃないですか。
さらっとしてそうなのに、ネバッとしてるよね。突きつけられた強烈な博愛というか。
そういう本気(マジ)の話の話のアルバムだと思いました。
覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道を切り拓く事だ、とはよく言ったモノで。
しかし歌詞ちゃんと追うと笑っちゃうねコレ。診察室超いいわ~
munnrai ALT / TYMOTE
クマに鈴1stフルアルバム「話の話」へのコメント!!from アQ 代表 黒木佑太
人々が何かの役にきっと立つだろうと信じて集めておいた様々なことがら。雑多に集められた材料や道具が、それぞれの過ごした時間や空間を通してお互いに対話をはじめ、一つの物語へと紡がれていく。クマに鈴は、世の中に散らばった人生の機微を見事に採取するブリコルールだ。視認性ばかりにとらわれがちな僕たちを、まるで夢というフィルターを通して世界を眺めているような、玄妙な感覚へと誘い込む。おがくずの香り漂う東欧のフォークロアミュージックを抽象化したような、それでいて日本人の耳に不思議と親しみを与える音楽。まるで紙芝居。彼らの演奏の奥に透けて見える物語を聴き終わったとき、僕らは旅の思いでに酒を傾けたくなるようなノスタルジアに包まれる。クマに鈴ファーストアルバム「話の話」はそんな旅情あふれる作品だ。
アQ 代表 黒木 佑太 http://a-que.jp/
平賀です
クマに鈴の1stフルアルバム「話の話」がとうとう日の目を見ます。
長かった。長かったよ。
自主レーベル鶏口牛後を立ち上げて、自分たちだけの力でリリースまでこぎつけた。
右も左もわからない中、幾度も困難にぶつかりながら、何とか進んできた。
初めてのことばかりで、大変だったけど、この経験がクマに鈴を強くしていくと思う。
今回のアルバムはトータルアルバムとして聴けるものになってまして、10曲入りで約20分ほど。ショートムーヴィーを観るような感覚で聴いてもらえる作品になってると思う。
浸み込むような時間をこのアルバムとともに過ごしてくれたらうれしい。
で
11/11の日曜日に幡ヶ谷Forestlimitにてパーティをやります。
共演はALT,大袈裟太郎、念形師家元、zoolgel、OGETHANPOORMAN
18:30openの1500円ドリンク別です
クマに鈴は8人編成で臨みます。
すばらしい軽やかな夜になることを祈って。